REST ウェブサービスは、そのサービス固有の XML フォーマットを使用します。
つまり、REST ウェブサービスにアクセスする方法は、そのサービスごとに異なるということです。
REST ウェブサービスは一般に、URL パラメータ (GET
データ)
やパス情報を用いてデータを要求し、POST データを用いてデータを送信します。
Zend Framework では、クライアント機能とサーバ機能の両方をサポートしています。 両方組み合わせて使用すると、ローカル環境上で仮想的なオブジェクト間のやり取りを体験できます。 サーバコンポーネントは、関数やクラスを意味のある単純な XML 形式で自動的に公開します。このサービスに対してクライアントからアクセスすると、 リモートコールの返すデータを簡単に取得できます。 クライアント側で Zend_Rest_Server ベースのサービス以外と組み合わせて使用する際にも、 簡単にデータにアクセスできます。
Zend_Rest_Server
及び Zend_Rest_Client
コンポーネントに加えて、コントローラに REST リクエストをルーティングすることを助けるために
Zend_Rest_Route
及び Zend_Rest_Controller
クラスが、提供されます。