導入

Zend_Navigationは、 ウェブ・ページへのポインターのツリーを管理するためのコンポーネントです。 簡単に言うと、 それはメニュー、パンくず、リンク及びサイトマップを作成するために使われたり、 他のナビゲーション関連の目的のひな型の役目を果たすことができます。

ページとコンテナ

Zend_Navigationには2つの主要な概念があります:

ページ

Zend_Navigationにおけるページ (Zend_Navigation_Page) は、 - その最も基本的な形式で - ポインターをウェブ・ページに保持するオブジェクトです。 ポインターそのものに加えて、ページオブジェクトはナビゲーションのために 一般的に関連するいくつかのその他の性能、 例えば labeltitle他を含みます。

ページについて詳しくは ページ 節をさらにお読みください。

コンテナ

ナビゲーション・コンテナ (Zend_Navigation_Container) は、 ページのためのコンテナ・クラスです。 ページを追加したり、取得したり、削除したり、反復したりするためのメソッドがあります。 それはSPL インターフェース RecursiveIterator 及び Countable を実装して、 そのため、RecursiveIteratorIterator のようなSPLイテレータで反復できます。

コンテナについて詳しくは コンテナ 節をさらにお読みください。

注記

Zend_Navigation_PageZend_Navigation_Container を拡張します。それはページがサブページを持てることを意味します。

データ(モデル)とレンダリング(ビュー)の分離

Zend_Navigation 名前空間のクラスは、 ナビゲーション用の要素のレンダリングを処理しません。 レンダリングは、ナビゲーション用のビューヘルパーで行なわれます。 しかしながら、ページは サイトマップその他のための、labelCSSクラス、title、 そして lastmod 及び priority プロパティーのようなものを レンダリングするときに、 ビューヘルパーによって使われる情報を含みます

ナビゲーション・ヘルパーの マニュアル部分でナビゲーション用の要素のレンダリングについてさらにお読みください。