例外の使用法

Zend_Exception は、 Zend Framework のクラスがスローするすべての例外の基底クラスとなります。

例388 例外のキャッチ

次のコードは、Zend Framework のクラスからスローされた例外をキャッチする方法を示すものです。

try {
    // Zend_Loader::loadClass() で、存在しないクラスを指定してコールすると
    // Zend_Loader で例外がスローされます
    Zend_Loader::loadClass('nonexistantclass');
} catch (Zend_Exception $e) {
    echo "キャッチした例外: " . get_class($e) . "\n";
    echo "メッセージ: " . $e->getMessage() . "\n";
    // その他、エラーから復帰するためのコード
}

Zend_Exception を使用すると、 Zend Framework のクラスがスローするすべての例外を catch ブロックで捕捉できるようになります。 個々の例外をすべて個別に捕捉できないような場合に便利です。

Zend Framework の各コンポーネントのドキュメントには、 どのメソッドでどんな場合に例外をスローするのかや、 どのような例外クラスがスローされるのかが記載されています。