以前のバージョンから Zend Framework 1.8 またはそれ以降に更新する際は、 下記の移行上の注意点に注意すべきです。
Zend Framework 1.8 以降、デフォルトのキャッシュ処理が追加されました。
このように変更された理由は、大半のユーザが、
パフォーマンスに問題を抱えていたにもかかわらずキャッシュを有効にしていなかったからです。
キャッシュを使用しない場合に I18n コアがボトルネックになることから、
Zend_Locale
にキャッシュが設定されていない場合に
デフォルトのキャッシュ機能を追加することにしたのです。
パフォーマンスを落とすことがわかっていたとしても、
あえてキャッシュを無効にしたい場合もあるでしょう。
そのような場合にキャッシュを無効にするには
disableCache()
メソッドを使用します。